2012-01-01から1年間の記事一覧
目が覚めると、昨日の気分はどこへやら。 今日は特殊実験発表用のパワポを作って、早く寝よう。
一番気に入ったことば「人の人生はひと続きにみえるからこそ安定している」 著者の精神科医としての特性を活かした作品です。 精神科の患者がどのような人たちか、そしてそこでどのような生活をしているのかを垣間見ることができます。 また同時にそこから私…
一番気に入ったことば「「わたし」はいつから「私」なのか」 この本では、赤ちゃんの認知能力研究の比較的新しい知見が載っています。 僕の大学には赤ちゃん研究をやっている先生が数人いるので、内容的には殆ど授業で聴いた既知のものでした。 師匠も乳幼児…
一番気に入ったことば「名古屋時間」 名古屋では、待ち合わせ時間に全員がきっちりと集合することは少ないらしい。 僕も移動手段が車なので、途中で事故による渋滞などがあり、たびたび遅刻することがありますが、遅刻に寛容な人だと助かります。僕も名古屋…
一番気に入ったことば「おひさまいろのきもの」 回顧的な日本の風景がとても綺麗に描かれていて、ふと手にとって読んでみました。 育ての親を失った僕としては、優しいお母さんが描かれているこの物語は、幼い頃の懐かしい情景を思い出すと同時に、これから…
一番気に入ったことば「視覚の問題はしばしば発達障害と結びついています。」 この本は視知覚の基本からはじまり、視知覚認知の評価法、簡単なゲームをしながら視覚スキルを高める方法、視知覚機能の改善方法などが掲載されています。 基本的にアメリカの現…
田舎に住んでいた頃は、ばあちゃん(育ての親)が畑で野菜を作っていました。 幼少の頃、たまに畑仕事のお手伝いをしていました。 春にはアスパラガスや苺、夏には大好きな西瓜にトマトや茄子や胡瓜、秋から冬にかけて葱や人参、大根に白菜と。果物では春に…
一番気に入ったことば「感情ヒューリスティック」 現代の人びとは社会に氾濫する膨大な情報を素早く処理しなければならない。 しかし実際は、自分にとっての必要性、関心などによってその情報を処理しようとする動機づけは異なる。 そして多くの情報は理性的…
僕は幼少の頃田舎で育ったので、 春には新期を感じる土煙る香り 夏には爽快且つ濃厚な新緑の噎ぶ香り 秋には香ばしい豊潤な稲穂の香り 冬には清廉な雪の香り 当たり前のように生活の中で四季の香りの変化を感じていました。 しかし市内に住むようになって、…
一番気に入ったことば「グノシエンヌ」 音楽、美術の知識には疎いが、興味はあります。 クラシックで一番好きな作曲家をあげろと言われたら、間違いなくサティをあげます。 僕の場合音楽鑑賞は文字情報を一切排除した状態でも、完成されていると思っているの…
なるべく本屋さんでは(図書館でも)必要な本以外は立ち読みしないようにしています。 なぜならそれをやってしまうとあっという間に時間が過ぎてしまうからです。 ですが今日も(も…)いつの間にか3時間位本屋さんに滞在していました。(>_イカンイカン この…
一番気に入ったことば「生きることが大事なんだから」 殺すことによって、つまり自殺や他殺によって癒される人がいたら、その人をどうやって癒し、治療を行うのか。 この本は対談本の割に読みやすいと感じました。それは対談している両者の信念がはっきりし…
一番気に入ったことば「きみは自分の人生の運転席に座るんだよ」 怒りとは何か。 社会的学習理論によると、怒りに伴う攻撃行動は後天的に獲得されたものとしています。 また、感情は人類が社会性を形成する過程で進化してきたものだとする説もあります。 恐…
一番気に入ったことば「外在化」 この本は悩みを持つ児童を対象に、認知行動療法の理論を基盤にして、自助的に改善していくためのワークブックです。 絵本のような作りで、話もわかり易く、途中途中に自分で絵や文章を書けるスペースが設けられています。 AP…
一番気に入ったことば「「わからない」とわかること。」 著者は人が恐怖を感じるときを4つ上げています。・「ある」ものがなくなる怖さ。 ・「ある」ものが知らないものに変わってしまう怖さ。 ・「ない」ものがある怖さ。 ・わからない怖さ。そしてお化け(…
一番気に入ったことば「人間というのものは、思いがけないことをするもんじゃ」 この本は妖怪のでてくる全9編の昔話が載っています。 「さとり」「山姥」「雪女」「河童」など、妖怪の有名どころが出てきます。 上記の気にいった言葉は、「さとり」が出てく…
一番気に入ったことば「八大地獄」 地獄にもいろいろありますなぁ 小さいころ、ばあちゃんに「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれるぞ」と言われたもんですが、妄信や教育のための嘘は大丈夫なのだろうか。人を悲しませないようにつく嘘はどうなんだろう。 最近…
一番気に入ったことば「六五歳の挑戦」 この本は児童図書コーナーの伝記のところにあったのを見つけました。 世界一有名なアメリカ人(?)カーネル・サンダースの生涯が簡略化され、解り易く記述されています。 仕事に対して誠実な姿や、正義感が強く他者と…
一番気に入ったことば「選択性緘黙」 僕が今持っている生徒さんに、選択制緘黙と疑われる子がいます。 家族や友人とは元気に喋るのに、特定の人物とは全くと言っていいほど口を利かない。 加えて自分のやり方にかなりの拘りをもち、僕のやってほしいこと(学…
一番気に入ったことば「世間のウソ」 タイトルと目次のテーマに惹かれ読んでみました。 しかし残念ながら知見を広げるだけの情報は少なかったです。 扱っている個々のテーマは面白いものだと思います。しかし全体的に主張後の証拠となるデータや考察に乏しい…
一番気に入ったことば「自己中心性」 発達心理学というジャンルは、乳児、児童、青年、老年と幅広く扱うため、まとまりに欠けるように思います。 個人的には「認知の発達」や「言語の発達」といったように、各ジャンルの副次的な扱いの方がしっくりくるよう…
一番気に入ったことば「環世界」 実験心理学でも、とりわけ知覚心理学は生理学に近いと思われますが、それらは機械論的人間観に陥り易いと思います。 最近だと(脳科学者の全てがそうだとは言わないけれど)脳科学者が人を有機的機械として説明しています。 …
一番気に入ったことば「外へのはたらきかけのない、受身的なシミュレーションでは十分ではない」 この本は様々な動物の個性的な知覚の世界を探ることで、人間の生物としての特異性を明らかにするとともに、今私たちが認識している通常の世界、例えば当たり前…
この3月から、心理系大学院進学希望者を募って自主ゼミを開いています。 内容は、心理の英語教科書を輪読するというものです。 ただ読むのと、訳して内容を伝えるというのはかなり違います。 英語がそれほど得意ではない僕はものすごく時間がかかってしまい…
一番気に入ったことば「相手が良くなることが大事。」 長年現場で働いてきた臨床心理士とはどのような人かという疑問から、この本を手に取ってみました。 臨床心理士制度発足が1988年、臨床心理士指定大学院が始まったのが1997年ですが、それ以前に心理臨床…
二日間心理のPS(プロジェクト・スペース)に泊まりこんで、実験報告を作成してました。 ここ数日データをとって、分析して、報告書を書いてを繰り返し、昨日の17時(を少し過ぎましたが)に提出し終えました。 考察、推敲が不十分なまま提出したので不満…
一番気に入ったことば「ダイレクト・パーセプション」 アフォーダンス理論は僕の思考の転換を促すような、刺激的な理論です。 しかしこの理論が現在心理学や哲学分野でどこまで受け入れられているのか、まだ判断しかねています。 この本ではダーウィンのサン…
今日は第11回哲学・思想セミナーに行ってきました。 本日の題目は「ブロッホ、アメリカ、多元的宇宙」ということで、本学の独文の先生である吉田先生の御専門とされるドイツ人哲学者エルンスト・ブロッホの思想の展開と、当時の思想家との関連について。 ブ…
今日はうちの大学の脳研究所・総合脳機能研究センターに行ってきました。 そこで脳波測定実験の方法論と手順を簡単に学んできました。 事象関連電位を用いた研究は論文で読んでいたので、ある程度どのような方法なのかは知っていましたが、やはり実際の手順…
昨日臨床系心理学の先生による講演に行ってきました。 テーマは「心理臨床におけるユーモアについて −絵本から考えユーモア感−」ということで、橘玲子先生自身の関心とカウンセリングの現場との共通点の思索のお話を伺えました。 講演のほとんどが橘先生の気…