たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

本日読了[287冊目]水木しげる『水木しげる 鬼太郎の天国と地獄』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「八大地獄」



地獄にもいろいろありますなぁ


さいころ、ばあちゃんに「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれるぞ」と言われたもんですが、妄信や教育のための嘘は大丈夫なのだろうか。人を悲しませないようにつく嘘はどうなんだろう。


最近生徒さんの一人に何度も死後の世界と地獄について質問されるので、この本を使って説明してあげたいと思います。


僕は死後の世界を信じているわけではないですが、(まぁ、有るか無いかは死ねばわかるし、いつか死ぬ)、情操教育のための死生観は昔からあるし、あってよいと思います。


この本は、一部鬼太郎の漫画を交えつつ、イラスト付きで地獄と天国の説明がなされています。世界各地の死後の世界も扱われていて、共通点や相違点など探すのも面白いかもしれません。


この本に載っている地獄絵図には、鬼が鋸や斧で人間をぐっちゃぐっちゃにしている絵があります。小学生に見せても大丈夫かな?


僕は小学生の時、鬼太郎が大好きだったので、母方のおばあちゃんが鬼太郎の妖怪図鑑(だったかな)を買ってくれました。


その本の絵も超怖くて、子どもながらにビビりまくってた記憶がよみがえってきました。



水木しげる 鬼太郎の天国と地獄

水木しげる 鬼太郎の天国と地獄