2017-01-01から1年間の記事一覧
一番気に言ったことば「治療全体を支えているのは、療法家の持つ知識でも技法でもなく、統合する力とそれを基盤にした創造力である。」 この本で得られる脳科学の知識は、僕が既に知っていることが殆どでしたが、著者の逸話や経験談が盛り込まれ、読み物とし…
一番気に言ったことば「基本的にいつも、間接的なやり方がいいのである」 全体的に読んでいて思ったのは、非常に雑然としていて、ストーリーの意図するところや作者が何を伝えたいのかがわかりにくいなということです。 この本は自閉症(自閉スペクトラム症…
一番気に行ったことば「アメとアメなし」 問題行動への対応について、行動分析学の理論を踏まえてわかりやすく説明されています。 こんなにシンプルでうまくいくのか?というくらい明確な対応法が載っていますが、 実際の現場では、問題行動を起こしている個…
一番気に言ったことば「完璧さを求めるのではなく進歩を」 この本は、著者の提唱する、スピリッツ・チャイルドの育て方、数々の問題行動に対する対処法を紹介する本です。 スピリッツ・チャイルドとは、〜すぎる、子で、「癇が強すぎる」「かたくなすぎる」…
一番気に言ったことば「サイコパス」 新書として書籍や研究論文からの引用がわかりやすく述べられており、 新書として非常に優等生的なつくりの本で、新書とはこういうものといえるような構成、内容になっています。 サイコパスは、非人格的で犯罪者予備軍と…
一番気に言ったことば「”誰も必要とされていない人はいない”とわかったら、祭りが行なわれる」 短編連作の寓話形式のライトノベルです。 気軽に読めて、大人なら少し考えると、「あの話か、あの問題のことか」とすぐにわかる 倫理的問題を含んでいたりいなか…
一番気に言ったことば「楽しい気持ちを共有することが大切」 基本的には親御さん、保護者向けの本です。 発達障害の基礎知識から、障害のある子への養育の視点、家庭での療育的関わり、困った行動への対処法 という構成です。 2011年発行なので、発達障害に…
一番気に言ったことば「他行動分化強化」 問題行動への対応の仕方について、100ページ程で 応用行動分析の必要最低限の知識を凝縮して作られています。 この本だけでもある程度問題行動への行動分析的対応が可能だと思いますが、 専門家としては、やはり他の…
一番気に言ったことば「本人の状況は、しばしば、かなりの努力によって維持されていることを忘れてはいけません」 「ひきこもり」状態にある人に対して、著者の経験と、著者が傾倒するラカン及び精神分析系の思想による解釈を学べる本です。 僕自身は臨床心…
色々なサイトの評価に☆が使われていますが、サイトによって☆の評価基準が異なるように思います。 私自身も本の評価に☆を使っているので、評価基準について僕の考えを提示しておきたいと思います。 ☆☆☆☆☆ ・人生における示唆があった本 ・感銘を受けた本☆☆☆☆ …
一番気に言ったことば「「特別な子への特別な支援」ではなく「すべての子どもたちへのさりげない個別配慮」」 僕は現在の職業上、障害を抱える子どもを持つ親と関わっています。前職では、虐待や精神疾患によって子どもを育てられなくなった親と関わりを持つ…
いちばん気に入ったことば「退職した年の税金は払い過ぎになっている!」 この本は、サラリーマンが給与を得る上で、少しでも給与所得(手取り)を増すために、 必要な情報を提供してくれます。 実際私が利用できる方法は限られていたのですが、今後利用しよ…
一番気にったことば「0歳から就学まで目からウロコの保育実践」 この本は、大学院時代に外部実習をした際に、行政で働く臨床心理士の先輩にお勧めされて読みました。 当時、借りた本なので、ざっと目を通して理解したつもりでしたが、この本の重要性を感じ …
一番気に言ったことば「ぼくがわるい子だから、うちにはサンタさん来ないんだ。」 気に入ったことばと言うより、こころに刺さったことばというべきか。 僕も、小学2年生からは、サンタさんがこない(クリスマスを親に否定される)という経験をしました。 5…
いちばん気に言ったことば「強い引け目、挫折感、劣等感などがあり、内心には深い葛藤を抱えていることがほとんどです。」 ひきこもり状態になっている本人は、他者から無為徒食、自由奔放、挙棋不定、橋木死灰、座食逸飽、だとみられていても、心の中では自…
一番気に言ったことば「反応強度分化強化」 仕事のため、応用行動分析学および発達障害を抱える子どもの言語獲得という 題名で、読んでみたいと思いました。 ところどころ活用できる方略もあると思いました。 ただ、現在流布されている指導・養育方法に対し…
一番気に言ったことば「原因を探ることは解決にはつながらない」 最近ドラマになったり(視てませんが)、自己啓発本で流行になった アドラー心理学を気軽に知ろうと手に取りました。 マンガと活字本の組み合わせでアドラー心理学(個人心理学:individual p…
一番気に言ったことば「こころの知能指数」 この本は感情・情動の心理学の本です。日常生活や社会生活において、自分の感情について知ること、相手の感情を知ること、共感的理解を示すことが ますます重要になっており、家庭や教育の場でも、感情・情動を重…
一番気に言ったことば「これじゃあ、名前、分かんないよ」 映画を観た勢いで、鑑賞に買いました。 その後近くのベンチで読了。 通り抜ける人たちを観察しつつ。 映画の再演、補完を一時間程で。 これまでも新海誠アニメ作品観てきたけれど、いつも観終わった…
一番気に言ったことば「記憶の供養」 記憶の供養とは、社会的ひきこもり状態にある方が、例えば親に対して責任があるように言う言葉を語る際に使うことばを指します。 また、これに対し親は、例えそのことばが真実ではないとしても、そのことばを受け取った…
一番気に言ったことば「脳の発達を身体面からアプローチする」 最近転職しまして、臨床心理士として児童発達支援に関わることになりました。 そんな中、上司から進められた本です。 この本は専門家というよりも保護者の方向けの、発達障害の子に対する柳沢式…