2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
一番気に入ったことば「これからわたしが行おうとしている犯罪が、ひとつの”作品”であるのは確かだった。」 ゲーム、「真・かまいたちの夜」と並行して、「かまいたちの夜」をやっていた当時を回顧するために我孫子武丸作品を読みました。 『0の殺人』に比…
一番気に入ったことば「ペグメソッド」 ゼミで記憶に関する心理学を学んでいます。 図書館の心理学コーナーにあったので、軽く手に取ってみました。 基本的には速読(による反復)と自己暗示のトレーニングをしましょうという本です。 心理学の本ではなく、…
一番気に入ったことば「性役割ステレオタイプ」 ドクター・スミスはコロラド州立大学病院に勤務する腕利きの外科医。仕事中は常に沈着冷静、大胆かつ慎重で、州知事にも信頼されている。ドクター・スミスが夜勤をしていたある日、緊急外来の電話が鳴った。交…
一番気に入ったことば「サブリミナル・パーセプション」 僕が現在最も興味のある心理学実験は、視覚刺激を用いた閾下での視覚情報の処理についてです。 人は多くの身体活動を無意識的に行っています。見たものも、無意識に記憶されていたり、後の行動に影響…
一番気に入ったことば「私たちは自由の刑に処せられている」 この本はサルトル哲学入門です。イラストも楽しいく、説明も物語のような流れがあり、大変楽しい♪そして解り易い。 しかしだからといって僕がサルトルのことばに共感を受けるかどうかは別です。 …
一番気に入ったことば「予測できない不運は困る」 読者へのヒント? 終幕までに速水兄弟の推理によって大体予測がつくようになってます。いや、逆に混乱させられるかも。 終幕前に殺人者も手口も作品の構成もほとんど予測できました(推理ではない)。 作者…
一番気に入ったことば「「脱構築とは…である」もしくは「…でない」というタイプのすべての文はアプリオリに的を外している。」 イラスト&写真が楽しい、解り易い入門書。 しかしデリダの論自体が掴んだと思ったら手をすり抜けていくような感覚があるため捉…
一番気に入ったことば「死んだ時間」 最初この本が児童向けのせいかひらがなが多くて読みにくく感じましたが、そのうち慣れました。 豊かな時間とは何か、考えさせられる良い作品です。 「時間が無い」「時間を節約しなければ」「お金がもっとほしい」「何を…
一番気に入ったことば「パルマコン」 パルマコンの非決定性は既存の論理条項を問い直すものです。 哲学は主張ではなく問いであるとするなら、この方略は利用できる。そんなふうに思いました。 しかしその非決定性に不快感を抱く人もいるわけで、デリダは哲学…
一番気に入ったことば「衝動的攻撃と戦略的攻撃」 人間の攻撃性についてよくまとまっています。 最近フロイトのタナトス論、つまり死の欲動について考察することがあり、人間の攻撃性を学ぶために読みました。 人間の攻撃性が衝動や本能といったものから現れ…