2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
一番気に入ったことば「規律と処罰」 一昨日、本学で催された哲学セミナーに参加しました。 題目は「規律的統治から新自由主義的統治へ −後期フーコーと権力の諸問題」ということで、高校教科書程度の知識しかない僕は、フーコーの基礎的知識を獲得する目的…
一番気に入ったことば「ア・プリオリズム」 さらりと読む。 既に脱構築自体が完成した概念となっている昨今、脱構築ということばの先に向かうべきだと思います。 デリダでレポートを書かなければいけないのだが、脱構築を脱構築してみるのはどうだろう。 そ…
一番気に入ったことば「ジャガイモをあらわすカルトッフェルKartoffelは、イタリア語で「トリュフ」を意味するタルトッフォtartuffoから派生したものである。」 素晴らしい本です。こういう雑学本大好き♪ 歴史的に見ても日本は食を通して世界と通じているの…
気楽に読書したい! しかし最近実験のために心理学の論文を読まなければなくて、ゆっくり読書できない(>_ いっそ論文の要約でも載せていこうかw しかし僕が読んでるのは視知覚の実験心理学に関するマニアックな(?)ものばかりだし… 論文は基本英語で、普通…
一番気に入ったことば「ぼくには、確かに哲学的な問いはあると思うけど、どうも哲学的な主張というものがないんだ。」 最近周囲の知人に哲学的論題を提供することがあるのですが、あるいは誘因しようとしても、話始めに直ぐ呆れられるか、あるいは議論に入る…
一番気に入ったことば「延長意識、中核意識」 意識が段階的に構成されているというのはなるほど確かに。 ニューロンの発火にのみ興味を持っている脳神経科学者って見識が狭いと思うのですが、この著者はニューロン活動自体は意識の前兆であり、意識の物理的…
一番気に入ったことば「ブルース効果」 この本の前半はドーキンスの『利己的な遺伝子』に対する批判を主軸に構成されていますが、どうも木を見て森を見ず、というか、内容を取り違えているように思えました。 補論についても、文学や宗教観から論理性に欠け…