たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読了「452冊目」中川信子[編著]『発達障害の子を育てる親の気持ちと向き合う』☆☆

一番気に言ったことば「「特別な子への特別な支援」ではなく「すべての子どもたちへのさりげない個別配慮」」 僕は現在の職業上、障害を抱える子どもを持つ親と関わっています。前職では、虐待や精神疾患によって子どもを育てられなくなった親と関わりを持つ…

「451冊目」大村大次郎『知らないと損する給与明細』☆☆☆☆

いちばん気に入ったことば「退職した年の税金は払い過ぎになっている!」 この本は、サラリーマンが給与を得る上で、少しでも給与所得(手取り)を増すために、 必要な情報を提供してくれます。 実際私が利用できる方法は限られていたのですが、今後利用しよ…

[450冊目]監修:田中真介・編著:乳幼児保育研究会『発達がわかれば子どもが見える』☆☆☆☆☆

一番気にったことば「0歳から就学まで目からウロコの保育実践」 この本は、大学院時代に外部実習をした際に、行政で働く臨床心理士の先輩にお勧めされて読みました。 当時、借りた本なので、ざっと目を通して理解したつもりでしたが、この本の重要性を感じ …

[449冊目]中脇初枝『きみはいい子』☆☆☆☆

一番気に言ったことば「ぼくがわるい子だから、うちにはサンタさん来ないんだ。」 気に入ったことばと言うより、こころに刺さったことばというべきか。 僕も、小学2年生からは、サンタさんがこない(クリスマスを親に否定される)という経験をしました。 5…