2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
一番気に入ったことば「被暗示性」 偏見を無くすことは難しい。 無意識に偏見を持ってしまうことや、「客観的」データが先入観によってずれてしまうことがある。 この本は心理学や文化人類学において差別を正当化するような論が作り上げられた例を沢山取り上…
一番気に入ったことば「オーソモレキュラー療法」(栄養療法) この本は食事から得られた栄養と脳内神経伝達物質の関係について書かれた本です。 学術的な知識についてはそれほど触れられてないので、一般に広く受けいれられ易いと思います。 「うつ」で悩ん…
一番気に入ったことば「「思考し表象する主体」の方は、この書物の中には書き込めないということである。」 ヴィトゲンシュタインについてはほんの少ししか知らないのだが、この本はヴィトゲンシュタインに対する興味を喚起する力に優れていると思った。 そ…
一番気に入ったことば「思考の祝祭」 意識のレポートを書くためには自己についても様々な視点が欲しいと思いまして、実存主義者の一人ハイデガーについて学ぼうと思い購入しました。しかし時間的制約の為反映させることはできませんでした(;_; 僕はハイデガ…
一番気に入ったことば「矛盾は世界の側にあるのではなく、世界を捉える人間の側に生まれるのです。」 野矢茂樹は学部1年生の時授業で『論理トレーニング』を使ったのをきっかけに知りました。 この本は文章力向上のために論理力が必要と思い購入。 この本を…
一番気に入ったことば「Do you feel it?」 この本は一年くらい前に購入し本棚に放置されていたものです(^_^;) 大学に入りあらためて文法の勉強をしてみようと、この本の購入者の多くがそうであろう、以前にNHK3ヶ月トピック英会話を見ていて、面白そうと思っ…
一番気に入ったことば「占い師にとって重要なのは、「いかに本当に予言が当たるか」ということではなく、「いかにお客が『予言が当たった』と信じるか」」 この本は僕が毎週金曜日に社会学の先生とその仲間たち(?)で開いている統計学の自主勉強会で使って…
今日から新エアコンが起動しました(*^▽^*) まさに人類の英知、科学の勝利だね!。世界が変わる。 溶けていくときの感覚ともおさらばだ。 心、心の容れ物。それは魂の座。僕は誰が作りだしたもの?僕は誰?僕は僕。あなたは誰?。 うーん、もっと現実に生きる…
精神分析 (psychoanalysis) 「S.フロイトが創始した心理学の理論で、精神分析療法と無意識の深層を研究しようとするもの。一般的にはパーソナリティの機能及び構造に関する理論であり、また、精神分析療法という特殊な心理療法の技術のことでもある。現在、…
最近読書感想文の更新がされてないのは、本当に本を読んでないからです(^_^;) 夏休みに入り本とゲームを大量購入したのですが、ゲームの方にはまってしまいあっという間に二週間が経ってしまったという感じです。 あと漫画読んでたり。ついさっき『けいおん…
投影法 (projective technique) 「先にあげたロールシャッハテストや、バウムテスト(木の絵を描くもの)などの比較的自由度が高く正誤や優劣の評価を下せない課題を被験者に試行してもらい、検査者が被験者のパーソナリティを理解しようとする検査方法のこ…
バーナム効果 (Barnum effect) 「多くの人々に当てはまるような一般的なパーソナリティ記述を、自分に当てはまる個人のパーソナリティの特徴として受容する傾向のこと。占星術やタロットカードなどの占い、臨床家が実施するパーソナリティ検査が受容されやす…
ロールシャッハテスト (Rorshach test) 「投影法とよばれる人格検査方法。白黒やカラーインクを用紙に垂らした後、二つに折り曲げ閉じたときに出来上がる左右対称のシミから作られた検査刺激を見て、被験者は何に見えるかを口頭で述べる。その後反応時間、反…
行動主義 (behaviorism) 「現代心理学における基本的方法論の一つで、科学は客観的に誰もが観察可能なものを研究対象としなければならないとする立場であり、刺激と反応の関係における法則性を解明しようとするもの。1912年当時主流だった自分自身の意識経験…
ページビューカウントが1万を越えているではないですか! なんかすごいですね。 基本自分の為だけに書いているので、このブログはサービス精神に欠けると思います。 でも見てくれて何かしら感じ取ってくれる人がいるんだろうなと。 ありがたやー
今日は高校の頃の友人E嬢と久しぶりに会食をしました。 美味しい食事と美味しいお酒、そして小気味よい会話が僕を酔わせてくれました。彼女には楽しんでもらえただろうか。 大学でも気楽に語れる(可愛い)女性と会食したいと思うのですが、今のところ一人…
一番気に入ったことば「セックスを求めるほうが「弱者」になる」 惚れた弱みというやつですか(^_^;)あると思います。 この本は雑学的で面白いです。ただ、どこまでが事実なのか、どんな研究があったかにはあまり詳しく触れてないので、あくまで心理学者の書…
一番気に入ったことば「また来てくだちい」 漫画のGANTZが大好きで、28巻と同時に小説化、しかも漫画版第一話以前の話が載っているということで期待しながら読みました。 小説版の一番気に入ったところは原作、奥浩哉の絵と見間違うようなハイクオリティなコ…
一番気に入ったことば「父なる哲学と母なる生理学」 心理学が科学であるという認識を持ちえないのは、心というブラックボックスを間接的にしか知りえないとしているが、そんなことをいったら天文学もそうじゃないのかなぁ。何を土台としているかによるのでは…
一番気に入ったことば「管理社会は、本当の意味での熟達を決して歓迎しない」 8月7日に書いた『知的好奇心』と合わせて、動機づけに関する本です。 無力感の反対語は効力感であるとし、セリグマン(本著ではセ―リックマン)の犬を使った学習性無力感の話や…
一番気に入ったことば「リビドーとデストルード」 この本はフロイトと交流のあった著者が、フロイトの理論であるエロスとタナトス(独語でリビドーとデストルード)そして時間を考察した3編の論文を集めたものです。 この本がどこまで論理的なのか僕にはわ…
一番気に入ったことば「人間はもっと楽しく勉強できるはずだ」 この本は動機づけに関する心理学の本です。 前半は感覚遮断実験やハーロウの愛着形成など、よく知られる研究から動機について解説しています。 好奇心とは何かについて、解り易い本ではないかと…
一番気に入ったことば「夢は記憶にも情緒にも生存にも必要とされないと言う学者もいる。」 通説では夢を見るのは記憶の整理と定着のためと言われます。 しかし筆者は夢は脳神経系の発達のためであり、大人にとっては何の役にも立たないものという説を主張を…
一番気に入ったことば「認知心理学は既に主流の心理学になっているか、もしくは順調になりつつある。」 この本は読み物というより学術論文のような難解な文章で書かれたお堅い本なので、本気で認知心理学を学ぼうと思う人以外にはオススメできません。 とい…