たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

532冊目、佐々木丈裕『一人前社員の仕事の基本ルール』☆☆☆

一番気に入ったことば「なにごとも、気付いた人がする。1分だけでもいい」 上記は「Q:社内や自分の机は、誰が掃除するのですか?」の問いの答えとして書かれていました。 片付け、掃除ができない人で、どんどん共有場所を散らかしていく人がいます。聞かせ…

531冊目、Joe『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』☆☆

一番気に入ったことば「「攻撃欲が強く、なおかつ支配欲が強いタイプ」の多くは、根源的な自信、自己肯定感が薄いと言ってもいいでしょう。」 パワハラ関連の本を探していて、売れていたので購入してみました。 心理士からの見解としては、キャッチ―な言葉を…

530冊目、竹内一郎『やっぱり見た目が9割』☆☆☆

一番気に入ったことば「人が他人の顔写真を見て「魅力的な異性」「魅力的な同性」「平均的な異性」「平均的な同性」という判断をするのに要する時間はほぼ0.5秒である」 ノンバーバルコミュニケーションについての本。 言語情報以外の非言語情報がどれだけコ…

529冊目、竹内一郎『人は見た目が9割』☆☆☆

一番気に入ったことば「言葉は七%しか伝えない」 新人用研修作成につき、言葉以外の情報もコミュニケーションには大切ですよ、と言いたくて読んでみました。 人は外見で判断するもの、だから私達は「人を外見で判断してはいけない」と教育されるのである。 …

528冊目、井上雄彦・原口英之・石坂美和『発達が気になる幼児の親面接』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「親面接では、アセスメントとカウンセリングの両方の視点を意識しながら進めていくことが大切です」 上記の「ことば」に含め、(勿論保護者との関係性やニーズに配慮しながら)アドバイスしていくことも私達専門家に求められます。これは…

527冊目、片田珠美『他人を攻撃せずにはいられない人』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「支配こそが究極の目的」 攻撃欲の強い人は職場でパワハラを行ったり、家庭でモラハラを行ったりする。以下引用。 攻撃欲のある人は、攻撃していることを周囲に気づかれないように隠蔽する達人であることが多い。 しばらく一緒にいると…

526冊目、吉田秀子『これだけは知っておきたい労働基準法の基本と常識』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「同一労働同一賃金」 ウチの会社で昨年7月から規定された固定残業代、固定残業時間については、会社から納得いく答えが無かったので、この本にもある労働局のあっせん制度を使わせて頂きました。 労働局のあっせん、とは、労働者個人と…