2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
一番気に入ったことば「自分の心の状態に気づく」 著者が敢えて「ひきこもり」ではなく「閉じこもり」という言葉を使っているのかわからなかった。 僕がきちんと読めていないだけかもしれません。 この本はひきこもりの子どもを持つ親のために書かれた、ひき…
一番気に入ったことば「些細なことで心は不安に覆い尽くされたり、ときには取るに足らないことが幸福の断片を招き寄せてくれたりする」 殆どの人は幸福が大すきだ。 幸福とは個人的なものである。 だから、「私の幸福論」を語ればそれはエッセイでしかない。…
一番気に入ったことば「さまざまな仮説を立ててそれを一つずつ検証していく。その結果到達する全体像こそが「見立て」である。」 援助職では、記録の書き方も重要な能力の一つだと思います。 ただ、記録の書き方についてのスタンダードが議論されることが少…
一番気に入ったことば「ユーストレス/ディストレス」 ストレスは心身の健康に関して悪者扱いされているように思いますが 実際はやる気を高めたり、自分の能力を発揮するために必要な場合もあります。 そのような良いストレスをユーストレス、病気を誘発して…
一番気に入ったことば「気持ちを言葉に」 この本はひきこもりの子どもをもつ親御さん向けです。 簡単なひきこもりの説明があるのと、事例がいくつか載っています。 親の対応方法で「子どもに寄り添う」とか「コンプリメントを行う」というのは確かにそうなの…
一番気に入ったことば「親の状態と直面する困難」 「親の状態と直面する困難」(『ひきこもり支援者読本』p.112からの引用) (1)家族(親)の状態 ①自身を失っている(自己価値低下) ②親類・地域・友人から孤立している(社会的孤立) ③自分に対する評価…
大学院に入ってからどれくらいの本を読んだか気になって数えてみました。 結果は76冊 …少ないなぁ ちなみに臨床心理学(とその研究)に関する本はその中の54冊でした。 約7割が臨床心理に関する本であります。 臨床心理も面白いんだけど、どうでもいい…
一番気に入ったことば「生きるために死んでいた子ども時代」 この本は、ひきこもりの基礎知識、支援団体のルポ、体験者の証言、専門家(?)の支援プラン、他にひきこもりの相談窓口や支援団体・児童相談所のデータと関連書籍の案内が載っています。 僕にと…
一番気に入ったことば「個人のオプティミズム傾向が健康の問題に深く関わっている」 認知行動療法の入門書という位置づけです。 あまり目新しい発見が無かったです。 それは僕が認知行動療法について基本的なことを理解しているから、ということですかね。 …
一番気に入ったことば「家庭内暴力の背後にある感情は「憎しみ」ではなく「悲しみ」なのです。」 臨床活動でひきこもり事例に携わることになったので、「ひきこもり」の入門書として読んでみました。 わかりやすくまとめられているし、ひきこもり事例に数多…
一番気に入ったことば「群指数」 WAIS(成人用知能検査)の学習と解釈のために用いました。 臨床事例も載っていてかなり役に立ちました。 しかし自分の手元に置いておきたいのに全然売っていない。(図書館で借りた) 是非増刷をお願いしたい。 日本版WAIS‐I…
一番気に入ったことば「セラピーとは、人が悩みや苦痛のために失ってしまった希望や可能性の感覚と再びつながることを援助するものです。」 臨床心理学を学ぶセラピストは、基本的姿勢として、自らを理解し、クライエントに肯定的配慮をしたり、クライエント…
一番気に入ったことば「フィードバックの予行練習をする」 臨床心理士は、各種心理検査を行う技術に加え、その検査結果をわかりやすく被検査者や関係者に報告する能力も問われます。 この本は、翻訳書なので、日本で扱われていない検査や日本には存在しない…