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臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

今日の心理学用語3「バーナム効果」

バーナム効果 (Barnum effect)



「多くの人々に当てはまるような一般的なパーソナリティ記述を、自分に当てはまる個人のパーソナリティの特徴として受容する傾向のこと。占星術やタロットカードなどの占い、臨床家が実施するパーソナリティ検査が受容されやすい原因として、この効果があるとする研究者もいるらしい。

日本で血液型性格分類が科学的には実証されていないにも関わらず人気があり、パーソナリティの分類指標として一般的に受け入れられているのもこの効果のおかげのようである。

バーナム効果を生み出す要因としてあげられるのは、与えられるパーソナリティ記述の多義性(解釈の意味が豊富)、一般性(多数に当てはまる普通な記述傾向)や、記述内容が受け入れやすい好意的なものであること、またパーソナリティ記述の基礎となったとされるテストの種類がある。」




今夏から新しく家庭教師をすることになった生徒さんの家庭教師への条件が血液型がA型以外の人、ということで…ちょっとびっくりしました(^_^;)


親御さんからの条件からと思いきや生徒さんからの条件だったので少し納得。


ちなみにBO型が相性が良くて、友人はほぼ血液型がBO型の人らしい。因みに僕もBO型。


初回日にこのバーナム効果血液型性格判断の非科学について説明しましたが。伝わったのかな?


それにしても血液型性格判断を信奉してるなんて、占いを信じてる夢見る女の子って感じで可愛すぎるね(*^_^*)