一番気に入ったことば「僕はこう生きた。さあ、君はどう生きるか」
山愛美先生(臨床心理士)が学会でこの本に寄稿したとお話しいていたので、手に取って読んでみました。
一番気に入ったことばは山愛美先生のことばですが、私自身571冊目の「君たちはどう生きるか」の感想でほぼ同じ言葉を書いていてビックリしました。
偶然なのか、それとも同じ心理士というバックグラウンドをもつ者同士のシンパシーなのか。
この本で様々な思想家や評論家、芸術家の考えに触れ、世の中にはまだまだ私の知らない世界が沢山あるなと思いました。
自分の専門以外の深い知識や思考に触れる機会はそう多くないので、この本を読んで色々勉強させてもらいました。
また、この本を読んでいると、映画の再視聴をしているような感覚にもなり楽しめました。
ただ、文章量が多く、書いている内容も専門用語等多数で理解することが難しく、読了するのに骨が折れました。