たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

[455冊目]杉山登志郎・辻井正次(監)『発達障害のある子どもができることを伸ばす 幼児編』☆☆☆

一番気に言ったことば「楽しい気持ちを共有することが大切」


基本的には親御さん、保護者向けの本です。


発達障害の基礎知識から、障害のある子への養育の視点、家庭での療育的関わり、困った行動への対処法
という構成です。


2011年発行なので、発達障害に関する診断分類の定義が最新のものではないです。


僕は発達障害に関する本を何冊か読んできたので、あまり新しい知見は得られなかったです。
発達障害のある子を育てる保護者の方が初めて読む本としては良いと思います。


発達障害のある子どもができることを伸ばす! 幼児編

発達障害のある子どもができることを伸ばす! 幼児編