一番気に入ったことば「些細なことで心は不安に覆い尽くされたり、ときには取るに足らないことが幸福の断片を招き寄せてくれたりする」
殆どの人は幸福が大すきだ。
幸福とは個人的なものである。
だから、「私の幸福論」を語ればそれはエッセイでしかない。
この本で述べられている、著者が幸福を感じる状況に僕は同意できない。
でも、この本を通して、著者が日常の中で幸福を感じた瞬間に共感し、読んでいて僕も嬉しくなった。
それも一つの幸福の断片。
- 作者: 春日武彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/10/19
- メディア: 新書
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