一番気に入ったことば「論理は考えないためにある」
大学時代に論理学の勉強をさせていただいた野矢茂樹の本です。
サクサク読めて難しく考える必要はない。
哲学とは、考えるとは、というテーマが少しでも気になる人にとっては気楽に導入本として読めます。
小中学生の哲学の教科書としてもいいかも。
常々思っていますが、小学校の「道徳」は「哲学」に変更したほうがよいと思っています。
教育には儒教とか朱子学の流れがあるから仕方ないと思うのですが、学問の祖である哲学を小学校からきちんと学ぶ必要があると思います。