一番気に入ったことば「考えが人間の偉大さをつくる。」
暇な時間にちょこちょこ読めます。しかしほとんどは草稿段階のものであり、思索の途中にあるような感じです。
それでも超有名な「人間は考える葦である」以外にも共感できることばがいくつもありました。
たとえば…
「哲学をばかにすることこそ、真に哲学することである。」
学んでいる間はまだ真に哲学していないってこと。
「人間は、屋根屋だろうがなんだろうが、あらゆる職業に自然に向いている。向かないのは部屋の中にじっとしていることだけ。」
僕は人間として向かないことに時間を費やしていますw
「人間のむなしさを十分知ろうと思うなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めてみるだけでいい。」
まったく人間はむなしい。
「どんな対話や議論の場合でも、それで憤慨する人たちに向かって、「何が気に入らないのですか」と言えるようでなければいけない。」
気が小さいので難しいですが頑張ります。(^_^;)英語でもできたらよいな。
924段にのぼる短文が延々と続きます。ほとんどはキリスト教についてですが、時に現代にも通じる考察が見つかるかもれません。
- 作者: パスカル,前田陽一,由木康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1973/12/10
- メディア: 文庫
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