一番気に入ったことば「プライベートの悩み事についても(中略)しっかり傾聴することです。」
SOAPとは、S「subjective(主観的情報)」、O「objective(客観的情報)」、A「assessment(見立て)」、P「problem list(ケースの問題点)」に分けて記録する技法のことです。
この本では、上記の記録の仕方について、方法論だけではなく、事例を扱いながら練習して身につけることができるように構成されています。
この本の扱う範囲として、企業カウンセリングを行う産業医や心理カウンセラーに限定している為、私のような現場の心理士や会社の管理職など、職場(職員)のメンタルヘルスに悩む人全般にはあまり役に立たないと思います。