本日読了[402冊目]川畑隆、他著『発達相談と援助 新版K式発達検査2001を用いた心理臨床』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「発達的側面だけでなく個性的側面も読み取ることも必要」


K式発達検査の勉強のために読んでみました。


ですがこの本は、発達相談とは何か、発達検査での見立ての方法、心理所見のまとめかた、保護者や関係者への結果の伝え方、など
発達検査全般に通ずる知見が盛り込まれています。


WISCなど他の発達(知能)検査でも数字がでますが、数字だけでなく、検査前後の観察や保護者など関係者からの聞き取り、検査時の態度や検査項目ごとの出来不出来、検査の時間や検査者の影響など、さまざまな要因について考慮すべきです。


また、この本の魅力は、レポートのまとめ方を含めた検査の伝え方についての記述がしてある点です。


保護者はさまざまな思いを持って子どもの発達検査を依頼します。


保護者(あるいは保育士などの関係者)に結果を伝える際には、十分な配慮をするとともに、相手のニーズに合った会話の進め方も大切です。



発達相談と援助―新版K式発達検査2001を用いた心理臨床

発達相談と援助―新版K式発達検査2001を用いた心理臨床