本日読了[401冊目]野村総一郎[監修]『入門 うつ病のことがよくわかる本』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「別の病気と併存することが多い」


代表的なうつ病の合併症には不安障害、摂食障害境界性パーソナリティ障害解離性障害適応障害があります。


うつ病の患者の90%以上が不安を感じているとされており、不安とうつは関係が深いことが知られています。


うつ病の患者の60%近くには不安症がもあるという報告もあるそうです。


また、糖尿病や膠原病など身体疾患によりうつ症状がでたり、薬の副作用でうつ症状が出ることも。


興味深かったのが、セロトニンの剛性に関与する、葉酸やその合成に関わるビタミンB12の欠乏でもうつ状態を引き起こすことがあるそうです。


うつ病は医学的には「気分障害」と言われ、その医学的分類として、躁状態うつ状態を繰り返す「双極性障害」とうつ状態が続く「うつ病性障害」に分けられます。


さらに細かく分けていくと、気分変調性障害とか非定形障害とかメランコリー型とかなんとか、様々に分けられていきます。状態の程度もみます。


加えて、境界性パーソナリティ障害統合失調症陰性症状などには、うつ状態と同じような症状が現れることもあるので、診断が難しいようです。


うつ病かな?と思ったら、まずは精神科のお医者さんに相談しましょう。


長期的な治療法としては心理療法の併用が好ましいと思います。



入門 うつ病のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

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