一番気に入ったことば「多変量解析」
学部の時は実験心理学をやっていたので、分散分析を理解していれば大概の研究は理解できました。
臨床心理研究や多変量解析を行っているものが多いので、あらためてそのような分析法について学ぶために読んでみました。
この本は入門書という割に必要十分な統計学の基礎知識を含んでおり、また、理系の人が「こんなことわかるだろ」
と思って、文系の人が置いてきぼりになってしまうような省略も少なく、詳しく説明がしてある優しい記述に好感が持てました。
また章末問題に挑戦してみることで理解が深まるような作りになっています。
取り敢えず全体を読了しましたが、もう一度章末問題を解きなおしてみて、基礎知識の理解を進めていきたいと思っています。
- 作者: 栗原伸一
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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