一番気に入ったことば「検定力」
この本は大学院での統計学の教科書として用いられたものです。
t検定、分散分析、相関係数、回帰分析、パス解析、共分散分析、因子分析、信頼性と妥当性などが学べます。
数学記号を殆ど用いず、平易な文章で説明しているので、かなりわかりやすいです。
ただ、あくまで心理、教育分野で統計を使用する人が必要最低限のことを知るだけにとどまります。
僕は学部で統計を学んでいたし、大学院受験の際にも一通り勉強したので、
この本を理解するのにそれほど苦労しなかったのですが、
大学院になって初めて統計をやる人にとっては説明が簡易すぎて逆に難わかりにくく思えるかもしれません。
教育実践データの統計分析 ―学校評価とよりよい実践のために―
- 作者: 奥村太一
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: 単行本
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