本日読了[308冊目]高橋たまき『子どものふり遊びの世界 −現実世界と想像世界の発達』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「人間の心は、或る時は現実の世界で活動し、また或る時は、イメージの世界で活動する」



「私は私の考えていることを知っている」というようなメタ表象を獲得するために、自分とは異なる自分を演じる「ふり遊び」がヒントとなるのではないか。


この本では一人で行うふり遊びから、ごっこ遊びへと進んでいくこと。またことば遊びやお絵かき遊びに見られる他者と自分との関係とそれらの表象に着目します。


実験的手法で得られた知見と、観察による質的知見の両方がうまく盛り込まれていて、子どものふり遊びやごっこ遊びをどのように解釈したらよいかについての理解が増すでしょう。



子どものふり遊びの世界―現実世界と想像世界の発達

子どものふり遊びの世界―現実世界と想像世界の発達