[77冊目]原田武『インセスト幻想 人類最後のタブー』☆☆☆☆

一番気に入ったことばピグマリオン・コンプレックス」


ピグマリオン・コンプレックスとは、わかりやすく言うと教育欲求である。


僕にもあるなと気付き、はっとさせられた。


それは僕自身が親から、また学校からも一般的な教育を受けていないせいか。


子供のころ教えてくれたのは漫画やテレビ、少し成長してからは親しい友人と自分自身がいろいろ教えてくれた。


もしかしたら僕の深層心理にも、当たり前の人生を送り、真実に向かうことを恐れながら自身の幸せを最高善として生きたいと思う心があるというのか。


だがしかし、コンプレックスや欲望が抑圧された心を形成しタブーを簡単に冒すようになるとは思えない。


禁忌も人間の根源にある不快感情から生成されると思うからだ。


インセスト幻想―人類最後のタブー

インセスト幻想―人類最後のタブー