一番気に入ったことば「心理教育」
心理教育について学びました。
クライエントの問題を自らに抱えてもらい、自らの変容によって悪循環を改善するために、心理教育は必要不可欠だと思われます。
心理教育は統合失調症の患者さんとその家族のために行ったプログラムが始まりとされていますが、
今では家族療法はもとより、うつ病や双極性障害、摂食障害やPTSDなどさまざまな精神疾患に対して有用であるとの見解を得ています。
僕自身の立場として、問題の解決やクライエントのセルフモニタリングを含むアセスメントを重視しているのですが、
その前提としてラポールの形成と治療同盟の確立に最大限の努力を払います。
クライエントの目線に立ち、どのようなセラピストに援助をしてもらいたいか、
そこに僕自身のセラピストの理想像があります。
以下に今現在僕がテーマとしている家族への心理教育についてメモしておきます( ..)φメモメモ
急性期から回復期にある患者の家族への心理教育
実施内容
①家族が知りたい情報について分かりやすい言葉で説明する
②今やれることの目途がつくこと
③家族がすでにできていることを評価
期待できるアウトカム
家族との治療同盟の形成
家族が安心することで患者の安定に寄与
- 作者: 上原徹
- 出版社/メーカー: 星和書店
- 発売日: 2007/08/29
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