[23冊目]西山清『聖書神話の解読 世界を知るための豊かな物語』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「「その昔」に神様が世界をおつくりになった」


起源が曖昧模糊としたもの、それはカオスからロゴスが生まれ、調和の世界を作り出したことを表す。


人や文化を理解する上で宗教や神話は沢山の示唆を与えてくれると思う。


この本でも聖書にまつわる用語や、根源にある思想を勉強させられました。


・・・しかし胡散臭いものも含まれてる気がする。


これは考えすぎでは?とかこじつけでは?と思わせるものも。


それを考えている自分がいるということは結構楽しく読んでたってこと。


推測や憶測は非科学的ではあるが、それが人文系学問の面白いところでもあるし
理系学問でも仮説から発見までの課程である探求こそが醍醐味ではないだろうか。


実用的なものは強いがそれだけではサミシイ。


学問はある意味人間として究極の娯楽だと思う。