昨日読了[170冊目]下條信輔『サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「人は、自分の認知過程について、自分の行動から無自覚的に推測する存在である」



心理学、とりわけ認知心理学の知識がないと結構解りにくいかもしれないです。


多少心理学の知識があれば刺激的な本となるでしょう。


意識と無意識、そして自由意志については、少し昔なら哲学に思考の場を譲るしかなく、心理学で扱うことは敬遠されてきた。しかし最近は神経科学や生理科学などの発展とともに、それらの問題も心理学の分野で語られるようになってきました。


無意識にはフロイトのいう抑圧された欲求という意味もあるが、現代の実験心理学では意識の及ばない脳神経や体細胞の活動のことをいいます。


若いころ(といっても10年かそこらですが)自分の無意識的な活動に何となく不安を抱いていました。自分の存在が意識できるものだけでないということは、知ってることだけ、気づいてることだけで自分は成り立っていないということであると。


はてさて、あと1、2年で興味深い無意識にアプローチできるような実験を組み立てることはできるでしょうか。難しそうですねぇ…(ーー;)


研究したいと思ったら学部だけではやはり物足りなさを感じてしまいます。ま、心理学に関係ない余計なことを色々やってる僕も悪いと思いますw



サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)