一番気に入ったことば「延長意識、中核意識」
意識が段階的に構成されているというのはなるほど確かに。
ニューロンの発火にのみ興味を持っている脳神経科学者って見識が狭いと思うのですが、この著者はニューロン活動自体は意識の前兆であり、意識の物理的同定は今後に期待されるとしていて好感が持てます。
前著『生存する脳』の続編ということで、そのうちそちらも読みたいと思います。
僕は本をタイトル買いするのですが、『デカルトの誤り』が哲学ではなく脳科学の本だったとこの本を読んで知りました
(;^^)
意識を解明するためにはワーキングメモリも勉強しなきゃと思いました。
がんばろう。
- 作者: アントニオ・R・ダマシオ,田中三彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/06/20
- メディア: 単行本
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (18件) を見る