本日読了[389冊目]村山正治・滝口俊子編『事例に学ぶスクールカウンセリングの実際』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「リフレクティング・チーム・アプローチ」


リフレクティング・チーム・アプローチは、家族療法の発展形です。


従来のセラピーでは、ワンウェイミラーの背後にいるセラピストは、面接に直接関わることはなかったのですが、


このアプローチでは、ミラーの背後にいるセラピストチームは、セラピストとクライエントの面接が一段落ついたところで


チームが感じたことや考えたことを話し合い、その様子をセラピストとクライエントが静観する。というものです。


詳しい説明は専門書に譲るとして、なかなか面白いアプローチだなぁと思いました。


また、ミラーの背後にいるセラピストチームにさまざまな流派の臨床家がいると多様な視点をあげられるというのも魅力的に感じました。


僕自身は認知行動療法を志向していますが、先生方が精神分析やクライエント中心アプローチによるクライエントやセラピストの見解を示す時は、その理論的背景の違いに面白さを感じます。


事例に学ぶスクールカウンセリングの実際

事例に学ぶスクールカウンセリングの実際