学習性無力感(learned helplessness)
「強制的、不可避的な不快体験とその繰り返しの結果、何をしても外的環境に影響を及ぼすことができないという全般的ネガティブ意識にとらわれてしまうことにより、解決しようとする動機が失われ「諦め」が支配する結果となる。
セリグマンが犬に回避不能な電気ショックを与え続けた後、回避可能な状況でも電気ショックを逃れようとしなくなることから、犬は電気ショックを回避不能であり自分の行動が無力であると学習したという実験から定義された。
この学習性無力感は、食欲、性欲の減退のほか、潰瘍形成や体重減少、脳内化学物質の変化など、生理的にも幅広く強い影響を生じさせる。
学習性無力感は教育領域において研究が進んでおり、理論の細分化が進んでいる。
アブラムソンは学習性無力感は、自分が他人より劣っているという自己不信に繋がる「個人的無力感」と、自他を含めた反応の全てが望ましい結果に繋がらないと考える「普遍的無力感」から構成され、思春期頃にこれら両方を含む一般的学習性無力感の形成がみられるとした。」
試行錯誤学習において失敗し続けると学習性無力感が形成されます。
諦めずに努力し続けるには、僅かでも成功体験があるか、あるいは成功とは別にやり続けるための動機が必要です。
今年は語学の勉強に追われそうです。演習で英語とドイツ語のテキストを読まなければならない量が半端ない。
語学は時間をかけて学習しても成果が伴っていない気がするのですが、腐らずに今年一年本気で取り組んでみようと思っています。
マイペースだけど賢い選択は苦手で、結構諦めは悪い方です(^_^;)