[38・39冊目]手塚治『奇子 AYAKO 上・下巻』☆☆☆☆

この本は漫画なのだが、あえて載せました。文章量が多いし、文学作品としても読める内容だと思ったからです。


友達のオススメで借り、何気なくページを開き読み始める。


最初は歴史的事実を題材とした社会派漫画かな…と思ってたのだけど、読み始めたら面白くて一気に読破してしまった。


やっぱり手塚の読ませる技術というか読者を漫画の世界に持っていく力は凄いと思った。


やはりそこにあるのは人をしっかり書くということだ(絵のことではなく精神のこと)


人間の美しさや醜さはどこにあるのかと問いかける作品として僕は読みました。


最後のほうで皆が穴の中暗闇で生きようともがく描写が実に素晴らしい。


生と死の壁紙一重なのだ。


奇子 (上) (角川文庫)

奇子 (上) (角川文庫)


奇子 (下) (角川文庫)

奇子 (下) (角川文庫)