[108冊目]谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』☆☆☆☆

一番気に入ったことば人間原理という言葉をご存じですか?」


ハルヒの自己紹介でつかみはオッケー。夢見がちな少年にベタな夢の世界を見せてくれる。


うまいなと思ったのは形而上のお話がでてくるところ。


現実に存在する自分が非現実的な物語を知覚していることから、非現実的な物語が自分の頭の中に存在しているという現実に気付くことができる。(かもしれない)


僕もそうだったのだが、現実の限界につまらなさを感じ、夢見がちな少年は想像の中で楽しむことを覚えてゆく。


僕の好きな漫画、ゲーム、アニメの世界には思想や哲学への興味に繋がる作品が沢山あった。


僕が家庭教師をしている生徒さんの中にもラノベをよく読む人が多い。


ラノベが活字離れを少なくし、文学への入門になることもあるだろうと期待しています。


涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)