[2冊目]中村孝司『なおかつ、お厚いのがお好き?』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「当たり前とされているものを疑いなさい」


一冊目に続き「お厚い」哲学、文学書籍を紹介した本の続編である。


読みたい本が沢山あるなぁ。


この本にも沢山の本から名言が載せられ、その言葉に触れるたびにわくわくしてしまう。以下↓


「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない(byゲーテ)」
この人は格言集が出てるくらいなので名言には事欠かないですね。
「人生は生きがいがあると信じなさい、そうすればその信念が生きがいをもたらす助けになるだろう(byジェームス)」
プラグマティズム(結果主義)ってほんとアメリカ的合理主義な考えだなぁと思う。
「自分の心の中をのぞくことによって、いろんなことがわかる(byフッサール)」
僕もそう思います。世界の理解は自己の確立によるからねぇ。


名言に出会うなら原書を読むべしだが、この「お厚い」シリーズの良いところは、原書ではわかりえない著者の人間性や蘊蓄
にあると思う。たとえばデカルトグータラでだらしなく、朝が弱かった(へぇー)というのを知った後で原書に向かえば
また違う味わいを原書の中に見出すことができる。


インテリな人は、知識人と凡人に階級分けするから、こういうゆるい本は哲学への冒涜だとか思うんでしょうかね。
僕は難しいことをわかりやすく解釈するってのは頭がいいと思うけどね。


ちなみにこの本は同名テレビ放送が元らしいが、見てないってゆー…。


なおかつ、お厚いのがお好き?

なおかつ、お厚いのがお好き?