一番気に入ったことば「4×4時間感覚タイプ」
こういう読み物好きです。
科学的な研究知見から、時間術、というより自らの時間間隔を知った上で人生の幸福度(仕事のタスクや余暇活動についての満足度)を高めるトレーニングを行う本です。
この本の冒頭では、時間術における3つの真実を述べています。
①時間術を駆使しても仕事のパフォーマンスはさほど上がらない
②時間の効率をきにするほど作業の効率は下がってしまう
③「時間をマネジメントする」という発想の根本に無理がある
そして「過去」とは脳が想起したものであり、「未来」は脳が予期したものであるという理論の元で、正しい時間術とは、個々人の「想起と予期」を調整することであると説明します。
時間感覚については、テストがあり、その結果によって4×4の時間間隔タイプがわかるようになっています。
私は禁欲家×自信家タイプでした。
ビジネス書なので文章も平易でさらっと読めました。