本日読了[378冊目]北原靖子・加藤知佳子・渡辺千歳『ヒトらしさとは何か ヴァーチャルリアリティ時代の心理学』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「ヒトらしく生きるとは、ヒトらしさとは何かについて、一人ひとりが、自らの感覚をもとに、勇気をもって、探求していくことである。」


心理学の本です。


「ヒト」とは何かを考えるとき、「ヒト」と「ヒト」以外のものを比較するのは定跡ですね。


この本は、リアルな「ヒト」とヴァーチャルな「ヒト」とを比較しながら、ヒトらしさについて考察していきます。


自ら認識し行動するように見える機械、対話する機械、概念を持つ機械、こころを持つロボットについての考察、愛着行動と心の理論、共感、ジェンダーや気質についての考察など、面白い話題が沢山載っていました。


また、ところどころ漫画や映画からの引用もあり、ただ堅いだけの心理学の本ではないところに好感がもてました。


「ヒト(人、人間)とは何か」 


哲学的でもあり、心理学のもつテーマの根幹でもあります。


心理学に興味を持つ人すべてにオススメの本です。



ヒトらしさとは何か―ヴァーチャルリアリティ時代の心理学

ヒトらしさとは何か―ヴァーチャルリアリティ時代の心理学