一番気に入ったことば「いっぺんになにもかもわかってしまったら、そのあとの退屈を持てあますだけだ。」
星新一の長編小説。
時間がたっぷりあるように思うから、テレビを視て、空想して、事件を見て楽しむ。
子どもの頃は人生が有限だという感覚が無かったなぁ。目的無く一日を過ごすことに躊躇いなんかなかったよ。
今は常に何か有用な時間を過ごすことを考えている。将来のためとか、楽しむためとか。暇があっても暇なのかよくわからない。
星新一の作品はいちいち考えさせてくれるので好きです。
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1980/01/27
- メディア: 文庫
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