[89冊目]小林道雄『デカルト入門』☆☆☆☆

一番気に入ったことばデカルトの道徳のモットーの一つは「死を恐れず生を愛すること」であったのである。」


この本はデカルトの生涯から著作の全体に至るまで幅広く紹介されている。


デカルトの全体像を把握するのに参考になった。


「われ思うゆえにわれあり」はあまりにも有名な一文であるが、僕自身思春期の頃に
「確実に存在を認められるものは何か」と疑問に思い、至った答えが「自分の今意識しているということ」であった。


その後デカルトの「我思うゆえに我あり」という言葉を知った時、僕と同じことを考える人がいたんだと感動したものだ。


かといって今までデカルトの著書を読もうとは思わなかった。なぜなら中学生の僕は哲学に知的なハードルの高さを感じていたからだ。


確かに哲学に関する本はすべて難解である。しかしこのような新書を読んで知ったかぶりするのもありだと思う。


知ったかぶり万歳w


デカルト入門 (ちくま新書)

デカルト入門 (ちくま新書)