たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(590冊目)J・ダンカート&J・D・イーストウッド(著)一川誠(監訳) 神月謙一(訳)『暇と退屈の心理学』☆☆☆

一番気に入ったことば「退屈しやすい人は衝動を適切にコントロールできないといういことである。」 少し前に読んだ『暇と退屈の倫理学』と並行して、科学的な視点から暇と退屈を読み解こうと思って読んでみました。 私は心理士なので、科学的な立場に傾倒し…

(589冊目)加茂登志子『PCITから学ぶ子育て』☆☆☆

一番気に入ったことば「Doスキル」 PCITを学ぼうと思って手にしたのですが、PCITを基にした子育てのヒントを得られる本でした。 私自身はPCITを学びたいし実践したいし広めたいんだけど、本筋で実践者になるには高額な料金を求められていて、この技術の専門…

(588冊目)國分巧一郎『暇と退屈の倫理学』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「退屈の反対は快楽ではなく、興奮である」 読んでいて本当に楽しかった。文章も平易で読みやすい。 遊動生活をする人間故の暇と退屈、労働者と有閑階級、消費と浪費の違い、疎外と本来性、環世界、サリエンシー、哲学書からの引用だけ…