一番気に入ったことば「戦略概念としての「コミュニティ」」
学部生の時、しかもまだ行動基礎論コース(心理学)に入ってなかった学部1年生のときに大学生協で購入したものです。
教養科目や心理学の基本を学ぶ現状に
そのときは、基礎心理学と応用心理学の違いくらいは知っていたけれど、この本を見つけて
「へー、心理学にも色々あるんだな」と興味を持って手に取った記憶があります。
当時は、初めて知る知識に感銘を受けた感があったのですが、部分的に読んで終わっていました。
今改めて読んでみて、このような視点は、臨床心理士やスクールカウンセラー他、福祉関係や教育関係に従事する専門家にとって
踏まえておくべき知識としてなかなか良い本だと思いました。
また、個人面接を行う臨床心理士にとっても、マイクロシステムからメゾシステム、あるいはエクソシステムあたりまでの視点を踏まえて
個人を見ていくという、広い視点を身につけるために、コミュニティ心理学の理論が役に立つと思います。
- 作者: 安藤延男
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 単行本
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