本日読了[422冊目]ギャビン・アンドリュース他『不安障害の認知行動療法(2)社会恐怖 −不安障害から回復するための治療者向けガイドと患者さん向けマニュアル』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「構造化問題解決法」



構造化問題解決法とは

第一段階:問題点を明らかにする
第二段階:さまざまな解決方法を列挙する(ブレインストーミング
第三段階:出てきた解決方法のそれぞれについてメリットとデメリットを評価する
第四段階:最良の解決方法を選択する
第五段階:解決方法の実行の仕方を計画する
第六段階:結果を検討する

といったものです。


この方法はさまざまな問題解決に役立つ考え方だと思います。


この本は社会恐怖に対する「治療者向けガイド」と「患者さん向けガイド」から構成されています。


治療者向けガイドは、社会恐怖と治療方法の概要が載っています。
期待したよりも役に立たないと感じました。


一方の患者さん向けガイドは、構成としては社会恐怖の症状を有する患者さん自らが取り組むべきワークシートと
自分で社会恐怖や不安、そしてそれらを治療していくための技法を学んでいくためのマニュアルによって構成されています。


ただし、このマニュアルを読んでしっかりと実践していくためのには、それなりの知的能力とかなり高い動機づけが必要です。


治療者自身がこのマニュアルを理解し、説明を行いながら患者さんにワークへの記述を行ってもらったり、リラクセーション
訓練を行っていく方が適切ではないかと思います。


不安障害の認知行動療法〈2〉社会恐怖―不安障害から回復するための治療者向けガイドと患者さん向けマニュアル

不安障害の認知行動療法〈2〉社会恐怖―不安障害から回復するための治療者向けガイドと患者さん向けマニュアル

  • 作者: ギャビンアンドリュース,ロッコクリーノ,リサランプ,マーククリーマー,キャロラインハント,アンドリューペイジ,Gavin Andrews,Andrew Page,Rocco Crino,Lisa Lampe,Mark Creamer,Caroline Hunt,古川寿亮
  • 出版社/メーカー: 星和書店
  • 発売日: 2004/01/01
  • メディア: 単行本
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