本日読了[368冊目]別府哲『障害児の内面世界をさぐる』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「発達への願いの力強い鼓動」



一時期自閉症のお子さんの研究を希望していて、別府先生の論文をかなり読んでいました。


自閉症のお子さんと触れる機会があり、行動や言葉には表れない内面の豊かさに興味を持ったからです。


今考えている修士論文の研究テーマは別なものになってしまいましたが、今後機会があれば、また自閉症のお子さんの豊かな内面世界を感じたいと思っています。


また、この本を読んで、最近他者に対して冷たい態度で接している自分に気付きました。


相手の悪いところや未熟な所にばかり着目し、それを何とか自分の力で改善させようと躍起になっていました。


しかし、そこにばかり着目していて改善しようとしてもうまくいかないことは多いものです。


その相手が何を困っているのか、どうしたいのかを理解し、その人の成長の力を信じることが大切だと思いました。


これを実際に行うことはかなりの洞察が必要なのですが、心理臨床家としては重要な力だと思います。




障害児の内面世界をさぐる

障害児の内面世界をさぐる