本日読了[361冊目]ツルゲーネフ・神西清訳『はつ恋』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「女の愛を恐れよ。かの幸を、かの毒を恐れよ」



恋は盲目といいますが、逆に相手の気持ちを疑ったり、自分の気持ちに正直になれなかったりすることもあります。


主人公のヴラジーミルは、別荘の離れに越して来たジナイーダに恋をします。


ジナイーダを慕う5人の恋敵(とヴラジミール自身はあまりそう思ってないけれど)は、恋する男子の愚かさ、滑稽さを見せてくれます。


ジナイーダは高飛車な物言いですが、時に優しさを見せる。ツンデレです。


ジナイーダもヴラジーミルに気のある素振りを見せます。でもホントのところはどうなんだろうと思ってしまう。


それは後半、○○とジナイーダのやりとりから、感じ取られます。


個人的にキスシーンの描写が好きです。


少し日本語の意味が通らない部分があり(たぶん翻訳の問題)???となりましたが、


物語の要点に関わるようなものではないのでよしとしましょう。




はつ恋 (新潮文庫)

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