本日読了[338冊目]ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰訳『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎 上巻』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない」


ものすごく内容の濃い本です。


歴史、環境というマクロの視点から、民族間の差異、食糧や農畜産物などの詳細な移動の変遷を辿ることで、人類の進化や文化の生成を明らかにしていきます。


また、植物が繁殖するためのシステムや、肉食動物が家畜化されない理由、病原菌の繁殖システムなど、自然淘汰によって説明される進化の過程も実に興味深い。


個人的にライオンバーガーが食べたくなりました。