一番気に入ったことば「おや〔〕、川へはいっちゃいけないったら」
あるとき地主のオツベルの所に象がきます。
オツベルは自分のために象をうまくだまして沢山働かせます。
象ははじめ威勢よく働きます。しかしだんだん弱っていきます。
象は月の助言と赤衣の童子の助けを借り、仲間に手紙を書きます。
象の大群が押し寄せ、オツベルは潰されて(死んで)しまう。
子どもの頃に読んだとき、怖いはなしだという印象を覚えました。
「命を大切に」とか、「資本主義に搾取される労働者」とか解釈はいろいろありますが、僕にとっては「怖くて寂しい物語」です。
- 作者: 宮沢賢治,長谷川義史
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る