たいやきさんは本を読む

臨床心理士・公認心理師の読書ブログ

お勉強ものろーぐ

最近やる気が出てきたように見えて意外とYouTubeやゲーム等に時間を費やしてしまっている、僕です。


毎日ではないものの、お酒も自粛できてません。こんなことで大丈夫か?!


取り敢えず勉強に勤しむために臨床心理学系の辞書を2冊購入しました。


①『心理臨床大事典』:臨床心理学を学ぶ上でこの事典は深い知識を与えてくれるでしょう。一つ一つの項目について詳細で的確な記述がなされています。各項目について読めばかなりしっかりした知識が得られること間違いありません。臨床心理学に関する半端な参考書を何冊も買うより、この辞書を参考書代わりにする方が良いでしょう。
しかし欠点が多いのも事実です。一つ目は値段が高いこと。3万円近くするという、一般人を(学生も)無視した価格設定はあまりにも壁が高い。図書館で利用するのが無難ですね。二つ目はでかくて重いことです。やはり図書館専用か?三つ目は項目が五十音順じゃないので引きにくいことです。常に索引から引くか、ある程度使い込んで大項目を把握するか、付箋などを駆使しながら使用していかなければなりません。事典といいつつも約1000頁もの臨床心理学教本を読む感覚でしょうか。
しかし僕は難関大学院の記述問題を攻略するためには、誉れ高いこの事典を読み込むことが必要であると考え購入に至りました。購入の決め手は、大学院進学後にも利用できそうなこと。また、最近僕は自宅学習や研究室での学習時間が多い(研究室には臨床系の新しい辞書が無い)ことです。また他の臨床系大学院に向けて学んでいる友人にも利用してもらえたら役に立つかなと思いました。
ま、PSvitaを買う変わりに…勉強しよう。


②『カウンセリング大事典』:この事典は臨床心理学専門ではありませんが、ほぼ同じような使い方ができます。第一版が2004年で比較的新しい。八千代出版や弘文堂等、他の臨床心理学事典も比較しましたが、簡素で、参考書等を利用した方がよいと思いました。有斐閣の『心理学事典』を持っているので、広く浅くよりも詳しいものを選びました。臨床心理学や心理学に殆ど触れたことが無い、あるいは教科書すら持っていないという人には小項目で沢山載っている事典が良いかもしれませんが、僕のようにある程度心理学を学んでいたり、他の臨床心理学の参考書を持っている人は詳しい事典の方が役に立ちます。
価格もリーズナブルです♪定価は約1万円ですが、中古を探せば半額以下で買えます。因みに僕は新品同様の品物を五分の一程度で買いました(ラッキー♪)
有斐閣の心理学事典と大差ない大きさなので、かろうじて持ち歩きも可能、かな。
内容は詳しいけれど、定義が太字で短くまとめてあるところも素晴らしい。学習者の気持ちを汲んで作ってある印象に好感が持てました。


辞書を買っただけですごくうれしくて満足感を得ている自分がいます。なんか多くの知識を所有しているような優越感。いやほんと、適当に開いてつらつら読んでいるだけで楽しい♪


しかし実際はノートに書いたり、線引きしたりして覚えていく学習をしなければならない。


これらの新版がでるころにはぼろぼろになっているのが理想です。



心理臨床大事典

心理臨床大事典

カウンセリング大事典

カウンセリング大事典