昨日読了[245冊目]内藤諠人『記憶する技術』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「「自分なら絶対に覚えられる!」と信じる」



この本は記憶するための独特な方法論を語るものではなく、心理学実験を元にしたすぐに実践できるものを多数紹介しています。


この本に載っている殆どの知識は既知の事柄でしたが、最近劣等感に苛まれていた自分にとってポジティブに考えるためのきっかけを与えてくれたことに感謝。やはりできるようになるには自己肯定感が大切なのです。


記憶力というのは人間が平等に持つ能力ではなく、その良し悪しは正規分布に従う差異があるのではないか。


しかし、たとえそうだとしても学習方法を見直すことである程度記憶力を向上させることはできるはず。


この本に載っている方法にも、効果が疑問視されるものもあります。でも効果があるかどうか悩むより、効果がありそうなことを出来るだけやってみることが大切ですね。特にリスクもないわけですし。


それではここで僕も実践している、あるいはこれからしようと思う記憶術30を紹介します。


1.目標を明確化する。(1)いつまでに(2)何のために(3)何を(4)どのくらい
2.覚えるべきことを整理し、無駄を省く。調べればわかることは覚えない。
3.他人に聞かせることを意識しながら覚える。つまり自分の言葉で言い換えられるようにする。
4.言葉の意味を理解するように努める。抽象的な事柄は具体的な事柄に当てはめてみる。意味を考え意味を重視する。
5.チャンク化する。類似物などは一つのまとまりに整理する。
6.内言語法トレーニングをする。→自分自身に語りかけ、記憶を意識下で客観的に見つめる。
7.不安を動機づけへと転用する。
8.覚える事柄の周辺知識を増やし、連想できるようにしておく。
9.パターン化する。文脈の流れで覚える。
10.「20秒集中法」→20秒間覚えたいものを凝視し、目を瞑ってイメージする。
11.予習より復習が圧倒的に大事。
12.繰り返しリハーサル。
13.寝る前に覚える。
14.単純記憶するべきものは、20分集中して覚え、10分休む。
15.覚えるべきものは赤文字でなるべく大きく書く。
16.ガムを噛み、集中力を持続させる。
17.DHAを摂取するため青魚を食べる。
18.勉強する時に甘いものを食べる。ビタミンCの多いフルーツがよい。(ストレスが記憶によくないらしいので、それに対応するためにビタミンCを摂るのが良い?)
19.ジャスミンカモミールの香りは記憶力を高めるらしい。
20.松や杉、ユーカリ、レモンなどウッディ系の香りは集中力を高めるらしい。(食べ物の香りでお腹がすいて集中力が切れたり、あるいは自分の部屋はリラックスしすぎてだらけることがあるので、香りで変化を持たせたり、集中するための条件付けにするのは良いと思います。)
21.クラシック、特にバロック音楽を聴く。(ちなみに音楽なら何でも学習効果が高まるという実験結果もあります。しかし日本語の歌詞だと意味を想像してしまったり、口ずさむと集中力が切れるので良くない。)
22.疲れたら深呼吸してみる。
23.机の上、机の前は整理し、できれば何もない壁に向かって机を置く。(目の前に物があるとそれらよけいなものに意識が向かってしまうから)
24.自分に合った参考書を見つける。難しすぎても、簡単すぎてもダメ。
25.音読を行う。目だけでなく、なるべく耳(聞いたり)や口(言ったり)も使う。
26.ネットや本を使って、映像や音声と組み合わせて覚える。
27.まず重要度の高いものを集中して覚える。覚えるべきものが10個あれば取り敢えず2個絶対に覚える。
28.頭文字、略語、符丁などを上手に使う。
29.リラックスし、かつ少しわくわくするような高揚感を持つと記憶力が高まるらしい。
30.「絶対に覚えられる」と自分を信じる


これから受験勉強もしなきゃだし、気持ちを改めて頑張っていきたいと思います。



記憶する技術―覚えたいことを忘れない

記憶する技術―覚えたいことを忘れない