一番気に入ったことば「対象世界の共同化」
著者の研究成果を主軸に自我の発達に焦点を当てた本。
教科書と言うより読み物な感じでした。個人的に興味深いところがありました。
比較的新しい研究について記述しているので、過去の乳幼児研究全般の勉強はできません。
発達心理学を専門とするS先生によると、発達心理学は年齢による発達段階でもいくつかの分野に分かれ、さらに海外では知覚や人格など心理学の各分野について研究が分かれるそうです。
ちなみにウチの大学でS先生が研究しているのは乳幼児から就学前の児童の視知覚についてです。
赤ちゃんのご協力お待ちしております(*^。^*)
乳幼児の心理―コミュニケーションと自我の発達 (コンパクト新心理学ライブラリ)
- 作者: 麻生武
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
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