一番気に入ったことば「学生の中には、自分が知らないことを研究するより、自分の信じていることを研究したいと思っている者がいる」
あらためて1年次の頃の向学心を想起するため、読んでみました。
ところどころに名言がちりばめられているものの、元々アメリカの大学生向けに書かれたものなので、日本の大学生に当てはめることができない記述もあったように思います。
加えて包括的に論じているので、今話している内容が、少なくとも文系、理系どちらに対するものなのかはっきりしない箇所もありました。学部によって方略が結構違うと思いますし、専攻によっても学習方法や論文、レポートの書き方はかなり違います。僕が大学で他課程の先生や友人から聞く情報によると、人文だけで見ても哲学、心理、歴史、文学、情報社会、現代文化、といった分野によって卒論の方針やそこに向かう学習方法が異なるようです。
内容の半分くらいが学位論文に関する方法論と心構えなので、今後の準備のために気を引き締めていかなきゃなという思いが湧き上がりました。
大学生のための成功する勉強法 タイムマネジメントから論文作成まで
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