本日読了[190冊目]清野智昭『中級ドイツ語のしくみ』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「テカモロの規則」



テカモロの規則とは、ドイツ語の副詞的要素の語順で「Temporal(時間)-Kausal(理由)- Modal(様態)-Lokal(場所)」という順で置かれることが確率的に多いというものです。


この本はドイツ語がうまくなるためには全く役に立たない。語学の勉強は文法書とにらめっこするより、沢山その言葉に触れる方がよい。


しかし僕のように理屈っぽい人は、理論的に疑問があるとどうもわかった気がしないので、文法を学びたくなってしまうのです。


ドイツ語文法についてとにかくわかりやすく整理されているので、読んでいて何度もなるほどーと思いました。


言語学からの視点も書かれているので、興味深い内容もありました。また文章もユーモアがあり柔らかい表現で、著者の言葉に対する思慮深さがうかがえます。


でもドイツ語学習者という狭窄領域の人しか読む必要のない本ですね。



中級ドイツ語のしくみ

中級ドイツ語のしくみ