一番気に入ったことば「動物はわれわれよりもずっと、現実の世界に生きることだけに満足している。植物は全くそうである。人間はそれぞれ、その人の鈍さの度合いによって異なる。」
「世界の苦悩について」「存在の虚しさについて」「自殺について」の三篇を所収した本。
ショーペンハウアーのエッセイとの位置づけである本書は、まるで文学作品のような雰囲気があります。
見開きの右頁に本文から抜粋した文が載っているユニークな作りです。
悲しみや苦しみにしっかりと目を向けることで、本当の希望が見えてくる。
- 作者: ショウペンハウエル,河井眞樹子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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