一番気に入ったことば「文法の知識は、それが母語であるばあい、いい文章を書くための助けになるどころか、実際の使用をだめにする。」
今期言語学系の講義を取ったのですが、そこの先生のお勧めで読んでみました。Y先生は言語が専門じゃないみたいだけど。
ある国の言葉を学ぶ場合、その国の慣習や歴史的な要素も学ぶことになります。
歴史は苦手…というか興味がわかないので、今まであまり勉強した記憶がなく、もちろん知識もないという怠慢。
ドイツ語史を学ぶので、この講義がヨーロッパ史を体系的に学ぶきっかけになればと思います。
この本では母語、母国語、国家語、公用語の違いや、パーソナリティとしてのことばについて考えさせられました。
- 作者: 田中克彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1981/11/20
- メディア: 新書
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