一番気に入ったことば「遊牧民は農耕民族を蔑視していたため、農耕民族の家畜である豚を蔑視するようになった、といわれる。」
肉や魚、麺やパン、バターやおせちなど、数種類の食についての雑学的な内容の本です。
一つ一つが掘り下げる価値のあるテーマにもかかわらず、17つの章に分けて話題を取り扱っているため、それほど深い話は期待できない。
しかも話がかぶっているのも気になった。あれ?さっきと同じこと言ってるぞ、みたいな。
文化を知るための本ではなく、食の雑学本です。
- 作者: 大塚滋
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1975/12
- メディア: 新書
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